かつて(2014年度まで)、Zドライブに学外からアクセスするにはzdrv.scc.u-tokai.ac.jpにFTP接続しさえすればよく、
本稿でこの後紹介するWinSCPが推奨される中で筆者はFFFTPを使用していたのですが、
2015年度を迎えるにあたりさしたる予告もなくシステムが刷新されてしまったため、
FFFTPは使えなくなり、WinSCPも東海大学 清水教学課(情報システム担当)にて公開されている利用ガイドから削除されてしまいました。
代わって導入されたオンラインストレージサービスProselfでもクライアントソフトウェアは提供されていますが、
そのインストーラであるproselfclient.exeは77.35MBもあり、他の環境で使える訳でもない為、どうにも導入する気が起きません。
そこで筆者はProselfがWebDAVに準拠していることに目を付けWinSCPを使うことにしたのですが、
そもそも個人フォルダに学外からアクセスできること自体があまり知られていないように見受けられる現状に鑑み、備忘録も兼ねその手順を公開します。
まずはWinSCP DownloadsからWinSCPをダウンロードしてください.
Installation PackageかPortable executablesのどちらを選んでも構いませんが, ここでは後者を扱うものとして話を進めます.
ダウンロードしたWinSCP-5.9.2-Portable.zipを適当なフォルダに展開してWinSCP.exeを起動します。
すると以下のような画面が現れるはずです。
上に示したように
File protocol: WebDAV
Encryption: TLS/SSL Implicit encryption
Host name: tproself.cc.u-tokai.ac.jp
Port number: 443
User name: 学生証番号
Password: 大学のコンピュータにログインするときのパスワード
を選択/入力して右下の[ Advanced... |▼]を押すと、以下のような画面が現れるので、
左側のツリーからDirectoriesを選択し
Remote directory: に
/学生証番号
と入力して[ OK ]を押します。
左下の[ Save |▼]を押して
Save password (not recommended)にチェックを入れて[ OK ]を押し設定を保存すれば
後は[ →Login |▼]をクリックするだけで学外からZドライブにアクセスすることが出来ます。
終了時にこのような画面が表示されますが気にせず[ OK ]を押してください。
(本当に接続を切ってWinSCPを終了していいかどうかの確認です。Never ask me againにチェックを入れれば二度と出ません。)